TALK MEMBER
長張隆史
高坂昇
長田大介
小林眞一郎
5年後のou2は。
高坂(専務取締役)
新築に関しては一貫して「10センチも無駄にしない家づくり」というコンセプトでやっています。それをベースに、木造と非木造(鉄骨RC)、住宅と非住宅(4階建て以上の木造住宅)と、商品ラインを増やして多品種小ロットの商品展開を進めてきましたが、今後もその流れをさらに加速させて売上を増やしていこうと考えています。
業務の幅が増えれば個々の負担も増えるので、それに対応してシステムの整備を積極的に進めます。一人ひとりがより付加価値の高い仕事に集中できる環境をつくりたいですね。
長田(事業部長)
リフォームについては人数が増えることで売上が伸びる仕組みというのは、すでに当社はできていると思うのですが、次に大切なのは一人ひとりの仕事の質かな、と考えています。
人数が増えて、売上が増えるのと同時に、ou2としてのリフォームの質、サービスの質を底上げするために、一人ひとりのレベルを上げていく。当たり前のことですがこれを徹底的にやりきることが大事だと思っています。
某ポータルサイトのご担当者からは、「ou2さんのリフォームは他社と比較して低価格ではないのですがしっかり仕事ができているのは、人の対応、提案の質が高いから」だという評価をいただいています。これをさらに高めていくため、チームと個のレベルアップに取り組んでいきます。
小林(常務取締役)
不動産分野はou2の中では一番新しい事業なので、まだまだ「伸びしろ」はあると思っています。
売上目標としては、3年後には年間10億、5年で20億までは伸ばします。
23区内を中心に、買取再販というのが軸になります。今期は関東エリアで競売にも進出しています。
最大の強みは新築、リフォーム部門の集客力と、顧客との信頼関係をベースに営業できるという点です。そのあたりを活用していければ、大きな成長が見込めると考えています。
個人の成長を促進する
しくみ
個人の成長を促進する
しくみ
長張(代表取締役)
社員教育で最も重視していることは、会社の考え方ややりかたを徹底的に理解してもらうことです。会社がめざす方向、仕事への考え方、お客様への向き合い方など、ou2の考え方を理解して、納得して、共感してもらわないと、技術があっても生きないし、どこかでかみ合わなくなってしまうからです。特にこれに関しては「教える側」がいかに深く理解しているかがポイントです。
もう一つの柱は、職種やその人のレベルにあわせた技術的な育成です。こちらは、マニュアルやOJTなどの仕組みをつくれば、それほど難しさはないと思っています。
長田(事業部長)
これまで個人単位や部署単位で教育していたのを、動画などを使って会社としてのスタンダードをつくって教育していくようなかたちにしたいですね。
個別の教育は良いところもありますが、会社の方針や考え方を伝えるとなると、やはり伝える内容や温度に微妙なズレが生じてしまいます。そのズレは、できる限りなくしていきたいと思います。
あとは、言い続けること。時間をかけて伝えつづける、それしかないかなと思います。
高坂(専務取締役)
営業、設計、積算、コーディネーター、工事など職種に応じて知識やテクニックについての教育はそれほど難しくない。
私は、一つ大事なのは「評価」だと思っています。
会社の考え方を浸透させるための努力と並行して、その人の成果や成長を可視化し、会社がそれを評価することで、会社の考え方がより浸透していくのではないでしょうか。
小林(常務取締役)
不動産の中途採用の方は、みなさんそれぞれテクニックは持っているし、他の方がおっしゃるようにそこの教育は難しくないと思います。
一方で考え方の部分は、正直まだまだできていないと感じています。
不動産部門はまだ人数も少なく、新卒もいないのでテクニックの教育と理念・考え方の教育の両方を構築していく必要がありますね。
求める人物像
求める人物像
長張(代表取締役)
私の考える条件はたった一つ、それは理念に共感してくれる人です。
面接では私自身が、まず当社の理念、価値観をお話しし、質問があればとことんお話しします。
それを聞いて共感していただけるのか、何かしら違和感を持つのか、そこが一番重要だと考えています。そこがズレているとお互いがいつか辛くなるのではないでしょうか。
高坂(専務取締役)
いろいろな個性があるので、それを尊重していきたいんですが、敢えて何か条件を言うとしたら人の気持ちを考えて行動できる人でしょうか。理想は高いですが、自分の仕事は責任感を持ってやりながら利他の精神で仕事ができる人、そんな人に来てもらいたいです。
小林(常務取締役)
ちゃんと約束を守れる人ですね。自分との約束、お客様との約束を守らないと契約にはならないので。
他人よりも、自分に厳しい人、そんな人がいいですね。
長田(事業部長)
成長に前向きな人、自分でやりたいことを見つけられる人、ですね。勉強すべきことは山ほどあるので、自分から求めて吸収しないと自信もつかないと思うので。
長張(代表取締役)
ou2が新築、リフォーム、不動産の3部門ある理由について聞かれることがあるんですが、特別な戦略があるわけではないんですよね(笑)。もともとは家具屋からリフォームをはじめて、新築、不動産と増やしてきているので、あえていうなら建築が好きで、住宅が好きということで3つの部門を持っているという感じです。
実際は、相乗効果はいろいろありますが、ou2という会社を一言でいうなら「建築、住宅が好き」という人が集まっている会社ですね。
5年後のou2は。
長張(代表取締役)
売上的には年15%の成長で5年後に80億、今の2倍をめざしていきます。
売上を増やすことへの野心は常に持っています。
といっても売上だけを追求するのではなく、
「会社の質」を上げることが一番大事だと思っています。
結果、この会社に入りたい、と思う人がもっともっと増えるようにしたいですね。